vol.655 Kazuさんとスーザンさんの回答
2025-10-23
・スーザンさんとKazuさんからのお便り①
・万有引力の回答
・鉄球と羽根の落下
・科学者の心
・天才スーザンさん
・慣性質量とは
はい、前回はですね、
スーザンさんの、6月6日からに来たお話し、お便りからですね、話したら
あのニュートンの万有引力の法則の実験で鉄の玉と軽い羽ですよね、
を同時に落としたらどっちが先に地面に着くかという課題をお話ししました、6月頃にね
そしたら、すぐに、お答えいただきました
で、スーザンさんが正解を送ってきて
で、6月8日、翌日ですね、Kazuさんが、
「毎日の動画楽しく拝聴させていただいております。」
「宿題の鉄の玉と羽が真空中でどちらが先に落ちるかについて調べてみました。」と
これ真空中じゃないとダメだからね
空気中だと空気の抵抗があるから、
ま、羽は抵抗を受ける、受けやすいし、鉄の玉は抵抗を受けないでしょ?
だから、当然鉄の玉のが先落ちるから
真空中だったら、ま、空気ないからどうなるかという話しでしたね
「以下の通り解釈しました。
引力は鉄の方が質量が大きいので大きい
加速度は質量の影響を受けないので同じ、
これらからものすごく厳密に見ると、鉄の引力により地球がものすごく少しだけ多く引かれるので、落ちる距離が短くなり、ものすごく僅かだけ早く落ちるということになります。
意味がないほど僅かな違いです。
意味がないと書きましたが、本当は意味があるのではとも感じました。」
これ大事だよね
そういうに感じるのはすごい大事
科学的な心です
「こんなことを考えたことがなかったので不思議な経験でした。」
「解釈が間違っていましたら申し訳ありません。」
解釈は間違ってないです
「本日も面白い題材をいただきありがとうございました。」
とありました
あ、全くその通りで、古川君の高校の時もですね、本当にKazuさんと同じ考え方でした
やっぱね、鉄の方が、質量があるからね、大きいから
で、羽の方が質量小さいでしょ?
だから質量があれば
やっぱ重力?
重力じゃなくて、えっと、重力だよね
重力があるから鉄、えっと、
地球の重力と、鉄の重力で引き合う力は強いから
羽は、あの、重力が少ないじゃないですか
引力、引力、引力が少ないから、
え、あ、地球と引き合うから重力でいいのか
羽の方が重力が小さいから
鉄の方が早く、強く引かれて早く落ちるとふうにえっと高校の先生に質問したことがあったんですよ
でも高校の先生は、いや同じだって言ってたんだけども、
多分高校の先生間違ってるよね
あの人アインシュタインの相対性理論知らなかったから、
なんか違う、違う式で俺をごまかしてるような気がするんだよね
わかんないけど
違ってたらごめんなさい
で、スーザンさんは正解を書いてきました
スーザンさん、
「目風様、みわ様」
「本日の動画534の中で、鉄球と羽が落ちるのはどちらが早いでしょうか?という宿題がありましたが、
こちらに関しまして、今朝から色々と思案した内容を思い切って投稿させて頂きました。
一応、私なりにまとまった理解が出来たと思い投稿させて頂いておりますが、
目風様を前にして、いつもの如く未熟な思考が多々露呈してしまうのではないかと危惧しております。
大変お手数をおかけしてしまうものと予想されますが、本日もどうぞよろしくお願い致します。」
「まず宿題の結論としましては、動画534の中にもありましたように、
空気がある場合 ---> 空気による抵抗が生じることにより、鉄球の方が早く落ちる」
はい、これさっき言いましたね
「真空中 ---> 空気抵抗がないため同時に落下するということでありました」
「(これはガリレオによる抽象的な思考実験だけでなく、具体的な実験による検証もなされているとのことでありました)。」と
そうですね
「しかし一つの疑問として、
羽よりも鉄球の方が質量が大きいため、地球から働く重力も鉄球の方が大きくなり、結果として
(真空中であっても)鉄球の方が早く落ちるのではないか?という問いを投げかけて頂きました。」
ね、そうだね
これはあの、最初のKazuさんのお話しと一緒ですよね
「この疑問に関しましては、
確かに質量の大きな鉄球の方が、働く重力も大きくなるため、
落下速度も大きくなりそうに感じましたが、」
「一方で、質量の大きな鉄球の方がその分、慣性(動きにくさ)も羽より大きくなるため、
結果的には羽と同じ速さで落下することになるのではないかという説明が思い浮かびました。」と
これ本当ならすごいよね
あの、天才ですよ
本当にそういうの思い浮かんだんなら
これすごいですよ
もうアインシュタイン並みですよね
えっと、鉄の慣性質量ってのあるわけ
慣性質量っていうのは、あの、例えば、あの、
重いものを押す時っていうのはなかなか押せないじゃないですか
で、軽いものを押すのは簡単にすっと押せるでしょ?
これを慣性質量って言うんですよ
つまり止まっているものを動かす時の動かしやすさを慣性質量って言うんですね
で、それは動かしにくいってのは、慣性質量が重い、大きいっていうわけですよ
で、鉄の玉ってのは慣性質量が大きいんですよね
羽ってのは簡単じゃないですか、ペラペラだから
紙もそうだし
だからそういうのは慣性質量が小さい
だからそこに違いがあるのではないかと
スーザンさん、天才スーザンさんは気がつかれたわけです
はい、今日はここまで
次回ちょっとその解明をやりましょう
vol.656 慣性質量の解明